今日のワイキキの放射線量

ワイキキで、友だち夫婦と夜ご飯を食べました。
彼らのお友だち家族が日本からワイキキ入りされたとのことで、ご一緒させていただくことに。
環境放射線モニタを日本から持参されていたので、早速、計ってもらいました。
110809-1922-0023.jpgジャ〜ン!
「お〜! で、これってどうなんですか?」
「とても低いです。私たちは千葉に住んでいますが、こんな低い値は絶対に出ません。ハワイ(の放射線量)は低いんですねぇ」
110809-1925-0018.jpgこの写真の環境放射線モニタの数値ですが、ガンマ線の放射線量(μSv/h: マイクロシーベルト/時)です。
ちなみに環境放射線ですが、宇宙や土、岩石、大地、大気などから出ている、自然放射線と呼ばれる放射線のことです。環境放射線は、コンクリートや建物など、人工物からも出ています。
110811-kankyo-hoshano.jpg今から19年前の平成4年(1992年)に、原子力安全研究教会が発表した「生活環境放射線」によると、当時の日本で、自然界から受けていた放射線量は、1.1mSv/y(ミリシーベルト/年)プラスマイナス0.2mSv/y(0.9〜1.3mSv/y)だったそうです。
ワイキキの環境放射線の数値をμSv/hからmSv/yに換算(8.76倍)すると、
0.018μSv/h → 0.158mSv/y
0.023μSv/h → 0.201mSv/y
となり、中を取って
0.020μSv/h → 0.175mSv/y
とすると、ワイキキの環境放射線は、19年前の日本のそれの6分の1以下(16%)ということになります。
現在の日本の環境放射線量ですが、例えば東京都健康安全研究センターが測定しているモニタリングポスト(地上から19.8mの高さで測定)の値だと、2011年8月12日(金曜日)02:00〜02:59の1時間の放射線(ガンマ線)量は、0.0572μSv/h(0.501mSv/y)とワイキキの約3倍。
高さ1メートルでの測定値だと、2011年8月11日(木曜日)10:00〜10:59の1時間の放射線(ガンマ線)量は、0.070μSv/h(0.613mSv/y)。ワイキキの約4倍といったところです。
1108011-tokyo-eiken.gif2012年度から、中学校の理科で放射線の教育が導入される予定だとか? 意識の高い親の子供たちは、すでにこの測定器を普段から利用して、今年の夏休みの自由研究の課題にも有効に活用しているそうです。
環境放射線モニタは楽天でだと東京都立川市にあるMOJI(株式会社 茂治)が一番安かったです。よい値段がしますが、クレジットカードも使えますので、リボ払いや分割払い、ボーナス一括払いも可能。税込みで送料無料なのも助かりますよね。
この環境放射線モニタですが、そのうち携帯電話に標準で搭載されたりしちゃうのでしょうかね。レストランで料理の写真を携帯で撮っているかと思いきや、実は放射線量を計っていたりなんかして、、、

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