ハワイ沖で日本がミサイルの試射実験を実施

ハワイのカウアイ島沖にて、海上自衛隊のイージス艦「こんごう」(長崎県佐世保基地)に搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の試射実験を、今年2007年12月に実施すると、日本時間で今週の金曜日(10月12日)に、防衛省が発表しました。
目的は、北朝鮮などの弾道ミサイルに対処するためだそうです。
アメリカ合衆国以外の国が、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の試射をするのは初めてです。今年の3月に、埼玉県の航空自衛隊入間基地に初めて配備された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)と合わせ、日本のミサイル防衛(MD)体制の整備が大きく進むことになります。
日本の日本のミサイル防衛(MD)システムは、まず、洋上のイージス艦がSM3を発射して、大気圏外で弾道ミサイルを迎撃します。さらに、迎撃しそこねた(撃ちもらした)場合に、地上配備のPAC3が狙い撃つという2段構えの、ミサイルによる防衛システムです。
防衛省によると、試射は12月17日の週に実施する予定で、アメリカ海軍の協力を得て模擬標的を迎撃し、「こんごう」のシステムが有効に機能するかを確認します。
日本政府は、昨年2006年の北朝鮮によるミサイル発射や核実験を受けて、その対抗措置として、これらの配備を急いでいます。
日本の補正予算案によると、軍事費の合計金額は711億円。過去最大規模となっています(その他に、SACO(Special Action Committee on Okinawa: 沖縄における特別行動委員会)関係費として126億円)。
内容は、ミサイル防衛関連の迎撃ミサイル(地対空誘導弾)「パトリオットPAC3」の、航空自衛隊入間基地3月初配備分の前倒し購入費76億円(アメリカのロッキードマーチンから購入。販売代理店は伊藤忠商事)、海上自衛隊のEP3電子戦機2機の改修費(45億円)、嘉手納基地所属のF15戦闘機訓練の本土の航空自衛隊6基地(千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原)への分散移転経費(0.4億円)、核、生物、化学攻撃への対処用装備などの購入費、普天間飛行場のキャンプシュワブ沿岸部への移設調査費など、米軍再編関連の地元負担軽減(?!?)費(84億円)といったものが含まれています。
これまでの、あくまでも守りに徹した日本の防衛策「専守防衛」が、国民の皆さんが気がつかないうちに先制攻撃型などへと変質しないことを、海の向こうハワイから祈っています。
あとで「そんなの知らなかった」では済みませんからね。
ファクスによる問い合わせ(または抗議)先
自民党: (03)5511-8855、公明党: (03)3225-0207、首相官邸: (03)3581-3883
ロケーションフリーで日本のテレビをボケ〜っと見ていたら、
「これは非常に強力です。ご使用の際は、必ずゴム手袋を着用してください!」
と、いかに汚れが落ちるかをアピールした、トイレ用洗剤のコマーシャルが流れていました。
今までだったら、「へぇ〜、よく落ちるんだぁ、、、」と、のんきに感心していたのでしょうが、今回はチョット違いました。
「で、その強力な洗剤は、そのあと、どこに流れていくんだっけ?!?」
、、、
自分のことしか考えていないと気がつかないものだなぁと、あらためて思いました。
以前、牛乳についての?(ハテナ)を、編集後記で書きました
www.alohaclub.com/weekly_hawaii/hawaii_news_070729_30.html
その時、
 探究心旺盛なあなた、ついでに「無洗米」についても考えてみてください。
と書きました。
無洗米については触れませんでしたが(牛乳についても触れませんでしたが)、疑問点は以下の通り、とても単純です。
カラダに入れても害のない米のとぎ汁が、どうして環境を汚染するという理由で有害とされるんだろう? 食器用洗剤は、環境を汚染しないのだろうか? 食器用洗剤は、まちがって飲んでも大丈夫なのだろうか? 米のとぎ汁なら、飲んでも大丈夫だろうケド。米のとぎ汁って、食器用洗剤よりも環境を汚染し有害なのだろうか?
あれよあれよという間に、日本国内での無洗米の浸透の速さを、海の向こうから心配していました。一体、誰が誘導したのでしょう? それにしても、上手くやりましたね。その手法、できることなら真似したいくらいです。
潜在意識にすり込む方法のひとつに、「繰り返し繰り返し語りかける」というのがあります。人によっては、これを「洗脳」と呼んでいます。
「脳、洗われ、米、洗われず」
これは、物事を深く考えることを忘れ、周囲のノリと雰囲気で行動しがちな今時の日本人を憂いだ、ある学士のブラックなシャレです。
ちなみに無洗米を作る製法には、3つの方法があります。
 BG(Bran Grind: 糠を削る)精米製法
白米表面にある「肌ヌカ」と呼ばれる付着糠の粘着性を利用し、くっつけてはがすことで取り除きます。BGとはBran(糠)Grind(削る)の頭文字。製造工程上、水洗いもせず薬品などの化学的な処理を施すことがないため、安全で無駄がありません。以前は、技術開示がないために様々な風評がささやかれていましたが、2004年に無洗米機を一般に公開。特許申請も行い、ほぼ完全に公開されました。しかし実際には、各精米工場で稼働している機械は、未だに東洋精米機の一部技術者以外は、入ることも見ることもできません。
 水洗い乾燥法湿式法
水洗いで糠を除去する方法。米を一度濡らして乾燥させるため、ひびが入ったり品質が安定しない欠点があります。また大量の水を使用するために、米のとぎ汁処理が必要。
 NTWP(ネオテイスティホワイトプロセス)加工法
湿式法のひとつで、水を使い米表面の糠を軟らかくした後、熱付着剤としてタピオカ(中華料理やデザートに用いる)に糠を付着させて取り除く方法です。高級食材であるタピオカの加工コストが高いという欠点があります。
結局、どこかで誰かが、糠を削ったり水で洗って(!!)除去しているわけですよね。ってことは、どこかで誰かが、糠や米のとぎ汁を、大量に処理しているってことですよね。
お米は、一回目の洗米が一番良く水を吸いますので、サッと洗わないと、余計なモノがお米の中に浸透してしまいます。洗わない(で炊ける)ってことは、全部、カラダの中に入れるってことですよね。
日本のお米なら、信頼できるから大丈夫ですよね?
ハワイ沖で日本がミサイルの試射実験を実施 アロハクラブ 2007年10月14日〜2007年10月20日 Vol.2 No.41

コメントをどうぞ