2005年11月27日
年末に向け、アメリカ国内では、一般大衆の消費意欲をかき立てる様々なプロモーションが展開されています。その消費も、いわゆるショッピングだけではなく、セミナーやカンファレンスといったソフト(情報)に関しても盛んです。
今年もいろいろなところから、数千ドルから一万ドル以上するセミナーのインビテーションカードが届いています。内容は、マーケティングや投資、セルフモチベーション(いわゆる自己啓発)といったものです。
これがまた、一度でも参加してしまうと、また行きたくなるんですよね。
マーケティングでも投資でも、習い始めの頃は、面白くて何かとテクニックに走りがちですが、そのうち飽きてきます。
端から見ると同じに見えることでも、
「なぜそうするのか?」
「なぜそうなるのか?」
が知りたくなってきます。
そうすると今度は、自分のモチベーションを高めるための、自分自身の「根っこ」の部分に興味が向き始めます。
Who am I?
ってやつです。
いろいろ考えます。
I am nothing, but I am everything.
とか、いろいろです。
さらには、自分の身の周りのモノや人々、地域の環境、国々の政治や経済、地球、はたまた宇宙のことまで気になってきます、、、(笑)
あらゆることが、全て繋がっているように思えてきます。
そうすると、いろいろなことに、興味を持って取り組みたくなってくるから不思議です。
これらの一連の思考の流れ(流させ方、考えさせ方)が、たとえセミナーを主催する提供者側の思惑(顧客を生涯顧客化するための戦略)通りであったとしても、まんまとそのテに乗ってみたくなります(これってすでに中毒?!?)。
義務教育を受けている年頃の子供たちが、学校で勉強をしている時、それが自分への投資だと思ってしている人は、あまりいないかもしれません。何となく「せられている」と思っている学校での勉強も、それが自分への投資だと思って取り組んでみると、急に楽しくなります。
僕がそれに気がついたのは最近です。
学校を卒業して15年以上が経ってからです(これを読んでいるあなたが、もしも学生だったなら、あなたはとってもラッキーです!)。
「勉強は投資です」に続く、、、