アメリカのジョージア工科大学の研究ティームによると、破壊が進んでいたオゾン層が、1997年を境に回復傾向にあるとのことです。
アメリカ航空宇宙局(NASA)とアメリカの海洋大気庁(NOAA)のデータに基づき分析したもので、今回の研究報告によると、北極および南極上空の成層圏内のオゾンは、1979年から1997年にかけて減少が続いていましたが、1997年を境に増加傾向にあるそうです。
オゾン量の増加のうち、約半分は成層圏上部(地表から11マイル以上)で観察されていて、その変化の理由としては、太陽の黒点周期や季節要因、成層圏内の風向きなど、様々な要因が考えられるものの、この成層圏上部のオゾン量の増加は、ほぼ完全にフロンガスなどの排出規制の効果によるものだと発表されました。
オゾン層の破壊が人体への悪影響を及ぼすと、最初に認識され始めたのは1980年。今世紀半ば頃には、この(1980年の)レベルまでオゾンの量が回復する見込みだそうです。
人間だって、やればできるんです。
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ハワイ旅行が当たります : アロハハワイドットコム : 2006年9月10日〜2006年9月16日 Vol.1 No.37