ハワイでの一カ月の出費について(2007年7月)

2007年度版、ハワイでの一カ月の出費について、まとめてみました。
ハワイの物価は相変わらず高く、今もなおジリジリと上昇を続けています。ハワイの不動産マーケットに関しては、もう下がるだろうもう下がるだろうと、買い手の立場にいる人たち(自分か!?!)は期待していましたが、どうやらそう上手くは話はいかないようです。
今月(2007年7月)に発表された、先月(2007年6月)のハワイの不動産市場は、最高値を更新したとのこと。これに関しては、良い物件しか売れなくなってきたからではないかと、個人的には見ています。
いい加減な物件は適当に安くしたくらいでは売れず、ちゃんとした物件は、今でも高値で売れるといった状況です。ですから、いい加減な物件はきちんと直してから売るか、またはAs Isで分かっている人に買われない限り、そこそこ安くしたくらいでは売れないといった感じがします。
先月のはじめ、カイルアに家をロ−ンを組んで購入しましたので、ここに紹介する毎月の出費はかなり具体的でリアルな数字です。ハワイへ移住を計画中の方、これからハワイに定住しようと考えている皆さん、参考にしていただければ幸いです。
そういえば、「楽園ハワイ★ほろほろな日々」という、それはそれは優雅なハワイアンライフをブログにて紹介されているsunnyさんとおっしゃる方が、このページ(2006年5月のハワイでの一カ月の出費について)を紹介してくださいました。
Monthly Expenses 楽園ハワイ★ほろほろな日々
pis.blog.mo-hawaii.com/459.html
どうも有り難うございます。我々も、sunnyさんご夫妻のような、健康的で心身ともに豊かで時間的にも余裕のあるハワイアンライフを目指しますね。
ハワイに家を買う話はまた別の機会にするとして、それでは、2007年のハワイでの一カ月の出費を列挙してみたいと思います。
その前に、一応、今さらながら、簡単ですが自己紹介をば、、、
1997年の夏(7月1日火曜日にハワイにて合流)、日本からハワイに脱出し、今年でハワイ在住11年目に突入した、大人二人子供二人の至極普通の4人家族です(移住当時は3人でした)。
めったに外出しない引きこもりの父親(あ、僕ですね)は、新たな生き甲斐を見つけるために、現在職業不詳。潔癖性の母親は、元看護士で救急救命士。で、現在主婦。今年13歳になる娘は、8月からカイルア中学校の2年生。今年8歳になるハワイ生まれの息子は、今回の引っ越しで学区が変わり、現在のカイルア小学校からアイカヒ小学校に転校する予定。8月から3年生になります(現在、一人で日本に行っています)。
それでは以下の通り、
ハワイでの一カ月の出費です。
家のローン: $4,000(保険、税金などを含みます)
クルマのローン: $0(2006年4月にキャッシュで購入したため)
電気: $150
水道: $100
電話: $65
携帯電話: $85(2台分)
食費: $1,500(交際費を含む)
健康保険: $283(保険会社を、カイザー(Kaiser Permanente)からHMSAの「カタストロフィックケアプラン(Catastrophic Care Plan)」という、免責額が$4,000.00のプランに変更(免責額が$4,000.00というのは、年間$4,000.00までは自分で全額支払うという意味です)。
クルマの保険: $170(GEICOのプランを利用しています)
ガソリン: $150(大概、COSTCOに買い物に行ったついでに給油しています)
学費: $0(公立のため)
給食費: $40($1.00×2人/日)
空手: $75(息子だけが続けています)
くもん: $170(2人で各一教科ずつ)
インターネット関係: $100(Lava NetとRoad Runnerを利用していますが、最近はRoad Runnerも安定し、旅行中もホテルで独自の高速インターネットサービスが利用できるため、Lava Netは要らないかなぁと考えているところです)
ここまでで$6,888です。
毎月、最低でもコレくらいはかかります。さらに、日本国内で毎月払っているものがドルに換算して$400くらいあります。上記には衣服代などは含まれていません(まぁ普段、服は買いませんからねぇ〜)。なんだかんだで最低でも$7,300は必要です。
教育のための積み立て(Educational IRA)や、老後のための積み立て(IRA)に毎月$900を充てたとすると、ザッと$8,200は必要。
で、年に2回くらいは家族で旅行に行きたいと思ったら、さらに毎月$5〜600は貯金しておきたいし、毎月、書籍などにもお金を払っていますので、ひと月に$9〜10,000はかかります。
あと、健康保険をHMSAのHDHP(High Deductible Health Plan 高額免責プラン)に変更してプレミアムが下がった分、ヘルスセイビングスアカウント(Health Savings Accont)を開設しようと思っています。
今までの健康保険はひと月に$700以上支払っていたため、今回$283/月になった分、差額の$450〜$500を専用のアカウントに貯金しておくのです(実際には上限があって、家族の場合、最高で$5,650/2007年)。
このアカウントに付いた利子には、医療費に利用する限り税金がかかりません。ヘルスセイビングアカウントには、マネーマーケットセイビングプランや、ミューチュアルファンド(投資信託)に投資するプランなどがあります。
あともうひとつ、、、ハワイの公立の学校のレベルは、決して高くはありません。どちらかというと、スゴく低いです(笑えません)。先月のホノルルマガジンでも、ハワイの公立高校の現状について書かれていましたが、ハワイの公立の高校を卒業した生徒たちは、大学に進学するための準備もできていなければ、社会に出て働くための準備もできていないとありました。
自分の子供には良い教育環境をと意識の高い親たちは、やはり私立の学校に通わせる方が多いです。ハワイに住んでいる医師や弁護士、教育関係者(公立の学校の先生)、不動産業者、会社経営者など、教育の大切さを重視している(良く知っている)親や、経済的に余裕のある親の子供たちは、ほぼ間違いなく私立に通わせていると思って良いでしょう。
ハワイの私立の学校に子供を通わせようと思ったら、ひとりにつき毎月$500〜$2,000以上の授業料が必要となります。
具体的に学校名を挙げると、例えばプナホウで$14,725、イオラニで$13,100〜$25,800、ミッドパックで$13,950、セントアンドリュースで$11,385〜$12,000、レジオダン(Le Jardin)で$12,595〜、トリニティークリスチャンスクールで$6,250、本願寺ミッションスクールで$8,000〜$8,200といった感じです。
どちらもこれらは一年間の学費だけで、これに毎日のランチ代や、学年によってはノートパソコンなど、他にもいろいろと必要となります。
以下、情報はあまり新しくありませんが、とても参考になりますので、ハワイの私立学校に関するインフォメーションはこちらからどうぞ。
HAIS(Hawaii Association of Independent Schools) School List
www.hais.org/school_directory.htm
っつぅワケで、、、去年も書きましたが、ハワイでバランスの取れた生活がしたかったら、月収$10,000程度では全然キツいなぁと、あらためて痛感しています。子供たちが大学に進学した時のための積み立て(Educational IRA)も十分ではないので、最低でもひと月$20,000は稼ぎたいところです。
どうせハワイに移住するなら、皆さんも
楽園ハワイ★ほろほろな日々のsunnyさんのような、
優雅でリッチなハワイアンライフを目指して頑張りましょう。
僕も頑張ろ〜っと、、、
July 7th 2007

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